0542

【近刊予定】言語障害 スクリーニングテスト(STAD)

副題:Screening Test for Aphasia and Dysarthria

監修:小薗真知子(熊本保健科学大学保健科学部リハビリテーション学科言語聴覚学専攻(兼)大学院保健科学研究科教授)

著者:荒木謙太郎(創進会みつわ台総合病院リハビリテーション科勤務、千葉大学大学院医学薬学府博士課程)

 

ISBN:978-4-900637-54-2
判型:B5判 
発行日:2018年6月26日(予定)

 

●「STAD記録用紙」は別売りです。

本体価格
¥2,700
税込み販売価格
¥2,916
在庫状態 : 入荷待ち
入荷待ち

内容

●言語聴覚士の臨床において包括的言語検査は、患者の状態や発症からの時期などにより、必ずしも行える訳ではありません。意識障害が残存する急性期や、全身状態が不安定で耐久性に乏しい際に、長時間で複雑な手続きを要する検査の施行は困難です。そのような場合、ベッドサイドなどの環境でも患者負担少なく行えるスクリーニングテストが有用と考えられています。

●STAD(スタッド)は言語聴覚士に求められる、失語症・構音障害・その他の高次脳機能障害を簡易に把握するためのスクリーニングとして開発されました。テストの信頼性・妥当性・健常ノルム試験を通したエビデンスが蓄積しており、脳損症例に対する標準化された言語障害スクリーニングテストです。

●10分で言語障害の概要を簡易に把握し、より効果的な初期言語リハビリテーションを計画する一助として、STADを臨床に活用するノウハウを分かりやすく解説します。

目次

はじめに

 

第1章 言語障害の全体像をつかむSTADの網羅性
1 言語聴覚療法におけるスクリーニングの位置づけ
2 意識障害下におけるスクリーニング
3 インテーク面接におけるラポール形成
4 STADのアルゴリズム

 

第2章 13項目の目的と採点マニュアル
1 アイコンタクト
2 名前発話
3 見当識
4 構音器官
5 指示理解
6 手指構成模倣
7 構音交互運動
8 復唱
9 数唱
10 物品呼称
11 図形模写
12 名前書字
13 書き取り

 

第3章 STADの臨床応用
1 スクリーニングに先立つ情報収集
2 初診と評価・診断・訓練のプロセス
3 コミュニケーション障害の重症度判定
4 訓練教材の運用の効率化
5 慢性期臨床でのSTAD活用

 

 

第4章 ケースシリーズ
1 症例Ⅰ:軽度意識障害が残存する急性期失語症(発症3日)
2 症例Ⅱ:両側橋損傷による構音障害(発症4日)
3 症例Ⅲ:情動の安定化がみられた認知機能低下例 (発症1ヵ月)

 

第5章 STADの標準化試験
1 健常ノルム算定試験
2 STADの信頼性と妥当性
3 基準関連妥当性
4 STADの中止基準

 

第6章 Q&A よくある質問
Q1 構音交互運動に/pataka/がないのはなぜですか?
Q2 読むモダリティーがないのはなぜですか?
Q3 非言語検査では何をみることができますか?
Q4 非言語検査が満点でも高次脳機能障害があるときがあります
Q5 純粋失読の評価はどうすれば良いですか?
Q6 復唱に短文レベルがないのはなぜですか?
Q7 STADに至るまでの開発過程を知りたい

 

あとがき